ブランディングスキルを上げていきましょう。
お久しぶりです。みなさんお盆休みはどうお過ごしでしょうか?日々インプット、アウトプットを行っていることでしょう。さて、今回はブランディングスキルについてご説明をしていきたいと思います。
結論:商品を売りたいのであれば、商品を売るな!!!
こいつ何言ってんだ?頭狂ったかな?と思う人もいるかと思います。順を追ってご説明させて頂きます。
まず、ユーザーにアピールする方法はいくつかありますが、大きく分けて4つ存在します。
①マーケティング:1人に対してアプローチ
②広告 (Advertising):不特定多数にアプローチ 例:看板広告、交通広告、TVCM
③PR (Public Relations):他の人から伝えられる 例:インフルエンサーによる商品紹介
④Branding(ブランディング):相手から求められる 例:ティファニー、クロエ、マック、スタバ
上記で言う、ブランディングを今回は高めていこうという内容です。
Branding(ブランディング)も種類がありまして、これも大きく分けると4つ存在します。
①コーポレートブランディング:どう繋がっていくかのブランディング 例:HP、ロゴ、パンフ、代表者、提携先、資本金、法務
②プロダクトブランディング:何を売るかのブランディング 例:価格、材料、パッケージ、雰囲気、デザイン、希少性、認可、資格、効果
③マーケティングブランディング:どう広めるかのブランディング 例:チャネル、ターゲット、メディア、口コミ、SNS、キャッチコピー、ストーリー
④セールスブランディング:どう売るかのブランディング 例:販売方法、提携先選定、顧客選定、資料
上記を意識して、ブランディングを進めて行くことが大切です。
では、1つずつブランディングの詳細を話していきましょう。
【コーポレートブランディング】
コーポレートブランディングというのは、〇〇だが、〇〇ではないと明確に断言しないといけません。
例えば、Googleの収入は「広告」が90%を占めていますが、Googleは広告会社と謳ってはいません。これを謳ってしまいますと、他の広告会社と競合してしまう可能性が十分に考えられます。スモールスタートをしていくときは、〇〇専門店や〇〇特化型サービスなどは良いブランディングになります。
【プロダクトブランディング】
さて、ココで問題です。
Q.シャングリラホテルはカフェラテをいくらで販売するべきでしょうか?
現状把握:シャングリラホテルはカフェラテの販売を開始しようとしている。
数値事実①:100人対象のデプス調査の結果500円であればカフェラテを全員頼むとのこと。
数値事実②:1500円高すぎて、誰も頼まないとの結果
数値事実③:1杯のカフェラテを提供できるのに人件費、仕入れ原価など全て含めて300円かかる。
上記の通り、計算をすると1,000円での販売価格が適正価格という事がわかりました。
一番売上がある価格ではなく、一番利益が残る価格にて実践することが大切です。
【マーケティングブランディング】
ここでも問題です。
Q.1杯500円もするスタバのコーヒーと、1杯100円のマクドナルドのコーヒーがあった場合、何故みなさんはスタバのコーヒーを買うのでしょうか?
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正解は・・・・・
A.マクドナルドはフランチャイズオーナーが多く、儲けようとしている人が多い状況です。価格はフランチャイズなので、どうしても変えられないので、席数を多くしている。ただそれだとコーヒーをゆったり堪能できない。スタバはそこを理解しているので、フランチャイズ化しないで全て直営店にしており、「ゆったりしてもらう」を念頭に店を展開しているため、コーヒーというよりかは場所を価値として提供しているため、500円でも売れるのです。
皆さん分かりましたか?しっかりとスタバの戦略を立てているからこその値段ですね。
【セールスブランディング】
ブランディングとは商品やサービス以外のものを(付加価値)をPRすることです。商品を売りたければ商品をPRしてはいけない。肝に命じておこう。
例:Yamahaピアノ教室戦略 Yamahaピアノ教室で利益を得ようとはしてない。その先のピアノ購入が目的
例②:ABCクッキングスタジオ戦略 クッキングスタジオでの利益を得ようとはしていない。その先の商品を購入してもらおうとしている。
例③:美容室イベント集客戦略 美容室の髪を切るということは告知はせず、コミュニティーの場として場所を提供し、美容師との接点をもたせる。結局美容室は人を選んで髪を切りに行く。
例④:カフェイベント集客戦略 これも上記と同じ意味合いで、イベント貸しをすることで、カフェの認知を上げ、最終的にカフェに来てもらう導線を引いている。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?ブランディングスキルを上げてくことにより、商品を売らずとも、購入される仕組みが整えることが出来るのです。
ブランディング力を上げて、負のスパイラルに巻き込まれないようにしていきましょう。
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